光る道
「すみません… こんな姿お見せして。 情けないですね。」
涙を拭きながら言った。
「大丈夫よ! でも泣かせちゃったから、薫に怒られるわねー。
ところで、プロポーズされたら、受けてくれるんでしょ?」
・・・・普通、息子の彼女って、もっとチェック厳しかったりするんじゃない?
あまりにもウェルカム状態で、私もつい、本音を言ってしまった。
「でも、正直… 結婚には自信ないんです。友達や同僚を見てきたから。 みんな仕事・家事・育児を必死にこなしてる。寝る時間を削ったりして。
若い、体力のある時じゃないと無理な気もします。
今の私に出来るかなって…」
「やっぱり、完璧主義ね。」
…笑われてしまった。
「たしかに、大変だけど… それに薫は小さい頃から、わがままで短気なところがあるからね。
でも親の私が言うのも変だけど、最近少し大人になって、相手の事を思いやれる様になったと思うのよ。」
お母さんは、穏やかに微笑みながら続ける。
涙を拭きながら言った。
「大丈夫よ! でも泣かせちゃったから、薫に怒られるわねー。
ところで、プロポーズされたら、受けてくれるんでしょ?」
・・・・普通、息子の彼女って、もっとチェック厳しかったりするんじゃない?
あまりにもウェルカム状態で、私もつい、本音を言ってしまった。
「でも、正直… 結婚には自信ないんです。友達や同僚を見てきたから。 みんな仕事・家事・育児を必死にこなしてる。寝る時間を削ったりして。
若い、体力のある時じゃないと無理な気もします。
今の私に出来るかなって…」
「やっぱり、完璧主義ね。」
…笑われてしまった。
「たしかに、大変だけど… それに薫は小さい頃から、わがままで短気なところがあるからね。
でも親の私が言うのも変だけど、最近少し大人になって、相手の事を思いやれる様になったと思うのよ。」
お母さんは、穏やかに微笑みながら続ける。