光る道
「家で、続きしていい?」
彼が運転しながら、私の太ももに手を置いた。
「えーっと…」
「えっ? ダメなの?」
口ごもる私を、彼が見る。
「ダメっていうか… はっきり、いいよって言うのも… 何か恥ずかしいっていうか…」
「お前…」
チラッと私を見て、彼が続ける。
「ギャップありすぎ! さっきまで病院で若い子に、ビシバシ言ってた相沢さんは、どこいったんだよ!」
「そんな事言ったって…」
私は口をとがらせて、薫を見た。
「…もう! そんな目で見るな! 我慢出来なくなるだろ!」
そう言いながら、私の髪をグシャグシャにした。
「あーっ! ひどい!」
私が髪を直してると、
「ひどいのは、お前だ… どんだけドキドキさせたら、気がすむんだ…」
彼がブツブツ、つぶやいてる。
「ごめんね。」
つぶやく姿が可愛くて、私は笑いながら、彼の腕に触れた。
薫は前を向いたまま、フッと笑って、何も言わずに私の頬を軽くつねった。
彼が運転しながら、私の太ももに手を置いた。
「えーっと…」
「えっ? ダメなの?」
口ごもる私を、彼が見る。
「ダメっていうか… はっきり、いいよって言うのも… 何か恥ずかしいっていうか…」
「お前…」
チラッと私を見て、彼が続ける。
「ギャップありすぎ! さっきまで病院で若い子に、ビシバシ言ってた相沢さんは、どこいったんだよ!」
「そんな事言ったって…」
私は口をとがらせて、薫を見た。
「…もう! そんな目で見るな! 我慢出来なくなるだろ!」
そう言いながら、私の髪をグシャグシャにした。
「あーっ! ひどい!」
私が髪を直してると、
「ひどいのは、お前だ… どんだけドキドキさせたら、気がすむんだ…」
彼がブツブツ、つぶやいてる。
「ごめんね。」
つぶやく姿が可愛くて、私は笑いながら、彼の腕に触れた。
薫は前を向いたまま、フッと笑って、何も言わずに私の頬を軽くつねった。