光る道
「な… もう一回、しよ…」




「今日…エッチだよ、薫…」



「お前が…そうさせてんの… そんな目で、他の男、見るなよ。」



そう言って、私を見つめる。




「えっ? 普通でしょ?」



「…分かってないなぁ。お前のファンって、結構多いんだぜ…」



そう言って優しくキスする。





薫こそ、分かってる?


あなたが私にとって、どれだけ大切な存在か…


あなたを見つめる目は、特別だって事も…






「夕希…。愛してる。」



熱い眼差しで見つめてくれる彼に、私は微笑んだ。





そしてもう一度、心も体も、彼の愛に包まれた…







何か… 不思議だった…



私たちは、まだ結婚してない。 プロポーズもされていない。



なのに、新しい家族を作ろうとしている。



性別まで、楽しみにして。


薫は本気で、子供を欲しがってる気がする。


私も… 欲しい。




口には出さないけど…


もう二人の気持ちは…


決まってるのかな…



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