光る道
結婚しない理由
さすがに一緒に上がるのはマズいだろうと、少しズラして部屋へ上がった。
順番にお風呂に入り、後から入った私が出ると、薫がワインを開けようとしていた。
「うまいワインもらったんだ。ちょっと飲まない? 今日休みだろ? 俺も午後からだし…」
「わー、いいね。私けっこうワイン好きなんだ!」
髪を乾かし、顔の手入れをする。
リビングに戻ると、チーズまで用意してある。そして私が座ると、薫が慣れた手つきでワインを注いでくれる。
二人で『お疲れ!』と色気のない乾杯をし、ワインを口へ運ぶ。
「おいしー! これ本当においしいね!」
私のテンションが上がる。
「だろ? でもペース考えろよ。この前みたいな酔っ払いは、面倒みるの大変だからな。」
「はい… 気を付けます…」
深々と頭を下げる私を見て、彼が笑う。
順番にお風呂に入り、後から入った私が出ると、薫がワインを開けようとしていた。
「うまいワインもらったんだ。ちょっと飲まない? 今日休みだろ? 俺も午後からだし…」
「わー、いいね。私けっこうワイン好きなんだ!」
髪を乾かし、顔の手入れをする。
リビングに戻ると、チーズまで用意してある。そして私が座ると、薫が慣れた手つきでワインを注いでくれる。
二人で『お疲れ!』と色気のない乾杯をし、ワインを口へ運ぶ。
「おいしー! これ本当においしいね!」
私のテンションが上がる。
「だろ? でもペース考えろよ。この前みたいな酔っ払いは、面倒みるの大変だからな。」
「はい… 気を付けます…」
深々と頭を下げる私を見て、彼が笑う。