光る道
長いキスをして、ようやく私たちは離れた。




心臓がバクバクして、彼の顔がまともに見れない。





「じゃ、おやすみ。」




意外な言葉に思わず顔を上げると、彼はニッコリ笑って部屋に入っていった。




なに?・・・ 今の・・・



今、好きって言ってキスしたよね? 



何であっさり寝るわけ?



訳わかんない…





時計を見ると、三時半…



今日は午後から用事があった。




私も、寝ないと・・・




とりあえず台所を片付け、自分の部屋へ入った…






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