光る道
はっきり分かるまで少し時間がかかった。
だって、信じられなかったから…
目の前に居たのは、昼間TVで見た
本田直人だった・・・
「君が相沢夕希さん?」
彼の声で我に返る。
「あっ!! はい! そうです。 あのー 香田薫さんは・・・」
「あー…。俺の本名…」
「はっ?」
頭をポリポリかきながら話す彼の前で、素っ頓狂な声を出してしまった。
「男だって聞いてなかったの?」
「はい・・ 薫さんて名前で、てっきり女性だと…」
「まいったな…。 とにかく上がってくれる? ここじゃ目立つから。」
中へ入ると、リビングは広くて、きれいに片付いていた。
お茶を出してもらい、少し離れて二人ともソファーに座った。
いつもTVで見てる人が側にいる…
何か変な気分でドキドキする。 チラチラしか見られないけど、やっぱりかっこいい・・・
「実はさ。俺も『ゆうき』って名前で君のこと、男だと思ってたんだよね。」
そういえばさっき、「まいったな」って言ったような…
だって、信じられなかったから…
目の前に居たのは、昼間TVで見た
本田直人だった・・・
「君が相沢夕希さん?」
彼の声で我に返る。
「あっ!! はい! そうです。 あのー 香田薫さんは・・・」
「あー…。俺の本名…」
「はっ?」
頭をポリポリかきながら話す彼の前で、素っ頓狂な声を出してしまった。
「男だって聞いてなかったの?」
「はい・・ 薫さんて名前で、てっきり女性だと…」
「まいったな…。 とにかく上がってくれる? ここじゃ目立つから。」
中へ入ると、リビングは広くて、きれいに片付いていた。
お茶を出してもらい、少し離れて二人ともソファーに座った。
いつもTVで見てる人が側にいる…
何か変な気分でドキドキする。 チラチラしか見られないけど、やっぱりかっこいい・・・
「実はさ。俺も『ゆうき』って名前で君のこと、男だと思ってたんだよね。」
そういえばさっき、「まいったな」って言ったような…