光る道
告白
それから薫はコンサートのリハーサルに入り、しばらくしてから、ツアーに旅立った。
全国を周り、しばらく帰ってこない。
私は一人暮しに戻った感じで、毎日を送っていた。
でも… 彼の笑顔が見られないのは、やっぱり寂しかった。
ピンポーン・・・
ある日の午後、玄関のチャイムが鳴った。
誰だろう。ここまで上がってこれるのは、よほど親しい人…
ためらいながらもモニターを見る。
画面に写る人の顔を見て、一瞬、動けなくなる…
この目は… 忘れられない目…
薫の友達の妹、奈々さんだった。
「…はい…」
小さな声で返事する。
「高島奈々です。お話があって来ました。」
「あの… 香田くんは、いませんけど。」
「わかってます。あなたに話があって来ました。」
私に?・・・
何か嫌な予感がする…
全国を周り、しばらく帰ってこない。
私は一人暮しに戻った感じで、毎日を送っていた。
でも… 彼の笑顔が見られないのは、やっぱり寂しかった。
ピンポーン・・・
ある日の午後、玄関のチャイムが鳴った。
誰だろう。ここまで上がってこれるのは、よほど親しい人…
ためらいながらもモニターを見る。
画面に写る人の顔を見て、一瞬、動けなくなる…
この目は… 忘れられない目…
薫の友達の妹、奈々さんだった。
「…はい…」
小さな声で返事する。
「高島奈々です。お話があって来ました。」
「あの… 香田くんは、いませんけど。」
「わかってます。あなたに話があって来ました。」
私に?・・・
何か嫌な予感がする…