君の名前


ベンチに座り、彼が話し出すのを待つ。

「えっと、」


彼は、自分のスニーカーを見ながら悩んでいた。


そのまま、私の方を見ずに言葉が続く。


「ヤキモチだから、マジ恥ずかしいんだけど・・・」


だんだんと彼の耳が赤くなる。


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