俺は君の…

一緒に




大輝は、最近今まで以上に優しい。



目が合えば、微笑んでくれる。
部活で忙しいはずなのに、帰り道に私の進路の話を聞いてくれたりしていた。



大輝なりに、私のこと考えてくれてる。
それが伝わってきて、私の感じていた不安を和らげてくれる。





私はもちろん、大輝と一緒にいたい。



強がっていても、大輝が遠くへ行ってしまったら泣いてしまうだろう。

それでも、大輝を、大輝の意思を尊重したいのは、大輝を愛してるから。



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