俺は君の…
同じ部員の女の子がクッキーを大輝に差し出す。
今日は好きなお菓子を作る日だったから、それぞれ違ったお菓子を作ってる。



「え……いいの?ありがとう。じゃあいただくね?」

大輝はそういってクッキーを受け取って口にいれる。

そして、
「美味しい。さすが料理部だな!」

って、その子に笑いかけたのだ。
すると……

「春日部君!私のマフィンも食べて!」
「春日部先輩!私はタルトなんです!」

だなんて、彼女の私そっちのけで大輝に群がるみんな……。



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