俺は君の…
「大輝君!部活お疲れ様~☆」

この日、いつも通り部活が終わり、歩いていると、愛梨が走ってきた。





やな予感…






「わっ!」




ガシッ…とな。

「あ~い~り~、お前は何回言えば気がすむんだよ!走るな!こけるんだから。」

「…ふぇぇん。大輝君ありがと~。」




そんな可愛く言われたら怒る気になれん。

「お前、わざとじゃないよな?…」

「え!?なぁに?」

「なんでもないよ。あ~ぁ、腹減ったな。」

「本当?」

「ん?何が?」




< 12 / 134 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop