俺は君の…





「だ、大輝?結構いろんな人にみられてるかも………。」
「いんじゃね?別に。」

「大輝………お疲れ様。」

愛梨は、わかってくれてた。
大会までは、サッカーを精一杯やると決めた俺を。

応援してくれた。



だから。



俺は今、清々しい気分でこの場にいられるんだ。





「ありがとな?愛梨。」

「……何が?」

「………いろいろ。」

愛梨が首を傾げる。

そんな愛梨には構わず、話を続けた。

「俺、福岡には行かないから。」




< 125 / 134 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop