俺は君の…
あの日。私が階段から落ちて大輝君に助けてもらった日。
いつもの階段を降りていて、大輝君が目に入って…。
―え、駅一緒なの?とか、やっぱりかっこいいかも…
とか思って舞い上がっていたら、階段から滑ってしまったんだ。
絶対痛い!って思って目を固くつぶった。しかし、一瞬フワリと温かい感じがして、続いてきた衝撃も思っていたほどじゃなかった。
そして、きつく閉じていた目をあけると、今まで遠目に見つめていた顔が、私の目の前にあったんだ。
いつもの階段を降りていて、大輝君が目に入って…。
―え、駅一緒なの?とか、やっぱりかっこいいかも…
とか思って舞い上がっていたら、階段から滑ってしまったんだ。
絶対痛い!って思って目を固くつぶった。しかし、一瞬フワリと温かい感じがして、続いてきた衝撃も思っていたほどじゃなかった。
そして、きつく閉じていた目をあけると、今まで遠目に見つめていた顔が、私の目の前にあったんだ。