俺は君の…
でも、大輝君が凄く優しい人なんだってこと、あの日までは知らなかった。



階段から落ちる私を助けた時も、避けられたんじゃない?と後で聞いたら、
―避けたらお前が危なかっただろ?頭打ったらどうすんの?
…って、当然のようにいってくれた。




その日知り合った子の送り迎え毎日するなんて、優しい大輝君じゃなきゃ言えないでしょ?


周りからクールに見えるのは不器用で口べただから。

心は誰よりも温かいって、私は知ってる。





だからあなたは、私だけのヒーローなの…






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