俺は君の…
「愛梨!帰るぞ!」



放課後、俺は愛梨を教室まで迎えにいった。


なんか、周りの視線が気になる…。

「あ、大輝君。今行くね!」


愛梨はそういうとカバンをもってこっちまで走ってきた。

「バカっ!走るな。コケるぞ!」

「大丈夫♪」


今回は転ばずにこれたか…。

ほんと、ヒヤヒヤさせられる…。

「じゃ、帰ろっか☆」

愛梨はそういって無邪気に笑ってる。


…こいつ、結構可愛いよな。
長くて綺麗な髪は思わず触りたくなるし、大きな目で見つめられると思わずドキッとさせられる。



「…おぅ。」


やばい、ちょっと緊張してきた。

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