俺は君の…
「…大輝?」
「ん?」
「あの……。ううん…やっぱりなんでもない。」
?愛梨の様子がおかしい。
…あ、もしかして俺また考え込んでたかな?
愛梨に心配かけないようにしてるのに。
これじゃ、駄目だよな。
「そういえばさ、学校、決めたのか?」
「え?」
「料理の専門学校。どこ行くか。」
「もう。前にいったじゃない。一応決めてた。でも………………福岡にも、料理の学校あるかな?」
一瞬、背筋が凍るような思いだった。
「!?な、なんで……。」
「………前、大輝の部活終わるの待ってたら、サッカー部の人達が話してるの聞こえた。」