俺は君の…
「実は、今度俺結婚することになったんだ。それで、今日休みだったからおばさんに挨拶にきたわけ。」

勝兄は母さんの兄、俺のおじさんの息子だ。
理解はしたが勝兄の結婚というニュースにはさすがにびっくりした。

「マジ!?おめでと!」

「おう!結婚式にはお前も呼ぶからな!今日はここに泊まってくからじっくりお前の話も聞いてやるよ。」

「ん……。」

ちょうどいい。
勝兄になら、相談できる。
将来について……。






「……で?」

あの後、一緒にご飯食べて、俺の部屋にきた勝兄(食事中、勝兄は結婚相手の話ばかりしていた)は、唐突にそう言う。

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