俺は君の…
「成長?俺が?」

こんなに立ち止まっていて、悩み続け、愛梨さえも苦しめているのに?





「将来のこと、きちんと考えるようになったこと。彼女のことも、大切にしてるみたいだしな!」

そう言って、勝兄は二カッと笑った。



「勝兄は、どうして刑事になったんだよ?」

「俺か……。泣き顔を笑顔にしたいからだ。」

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