零~ZERO~
ちょうど、アテネオリンピックが始まっていた時の事。
それは、ささいな事から始まった。
私は、仕事にストレスを感じ、その日、仕事を休んでしまった。
詞音の仕事の休憩中に、仕事の愚痴を書いたメールを送った。
私は、返信されたメールの内容が、適当に返されている感じに受け取った。
メールなので私が、そう感じただけの事かもしれない。
だけど、私は
『もっとちゃんと話しを聞いてよ。』
と、返した。
すると詞音は、逆ギレと言うか、
『そんなつもりは無い。俺だって、家庭の事や仕事の事で色々あるんだよ。』
と、返ってきた。
詞音は、喧嘩をするたび、
『俺だって俺だって』
を繰り返して、家庭の事を口にしたり、誰よりも苦労していて、結局、自分の事を話し始めて、私は何も言えなくなってしまう。
お互いに頭に血が上っていて、
『もういいよ!』
と、メールが途絶えた。
その日の夜、私は冷静になり、
『ごめんね。』
と、メールした。
すると、詞音からも謝ってきた。
私は、これで仲直りが出来たと思っていた。
それは、ささいな事から始まった。
私は、仕事にストレスを感じ、その日、仕事を休んでしまった。
詞音の仕事の休憩中に、仕事の愚痴を書いたメールを送った。
私は、返信されたメールの内容が、適当に返されている感じに受け取った。
メールなので私が、そう感じただけの事かもしれない。
だけど、私は
『もっとちゃんと話しを聞いてよ。』
と、返した。
すると詞音は、逆ギレと言うか、
『そんなつもりは無い。俺だって、家庭の事や仕事の事で色々あるんだよ。』
と、返ってきた。
詞音は、喧嘩をするたび、
『俺だって俺だって』
を繰り返して、家庭の事を口にしたり、誰よりも苦労していて、結局、自分の事を話し始めて、私は何も言えなくなってしまう。
お互いに頭に血が上っていて、
『もういいよ!』
と、メールが途絶えた。
その日の夜、私は冷静になり、
『ごめんね。』
と、メールした。
すると、詞音からも謝ってきた。
私は、これで仲直りが出来たと思っていた。