私の空
第2話 ~曲がった道~
今でも時々 空を見上げて思うんだ。
-あなたに出逢えて良かった-
あなたも そぅ思ってくれる事を
願いながら。。。
結局 あたしは 滑り止め…で受かった中学校に進学した。
私立というだけあって 冷暖房完備で食堂もあって おまけに制服も可愛かった。
『女子校』っていう 響きも好きだった。
毎日1時間の電車と30分のバスを乗り継いで 学校に通うのは
朝が苦手なあたしには ちょっと辛かったけど みんなとは違う…っていう
優越感があった。
私立の中学校とくれば…周りは お金持ちばっかりだ。
芸能人を親戚に持つ子、親がプロ野球選手だったり社長だったり…。
なにしろ 身に付けている物が違った。
エルメスの時計にグッチの財布…ヴィトンのポーチ・・・
夏休みには 海外で過ごすのが当たり前だった。
小学校で 男の子と一緒になって休み時間にドッジボールとかしてた あたしには
未知な世界だった。
もちろん ウチは ごく一般の家庭だったし
今でこそ ブランド品を中学生が持つのは普通だけど、
入学当初のあたしは ブランド品なんて興味もなかった。
けど、不思議なもので 気付けば そのブランド品も当たり前にあたしの前にもあった。
女子校なだけあって 周りは全てライバルだ。女同士の世界なんて そんなもんだよ。
誰が一番早く 新作のブランド品を手に入れるか…とか、
女同士の戦いが 日常茶飯事 繰り返されていた。
気付けば あたしもその中の一員に加わってた。
周りがそぅいう環境だと知れば ウチの親も あたしにブランド品を買ってくれた。
小学校から仲の良かった子達は 部活やら行事やらで 休日も地元で過ごしている…と、
手紙には書いてあった。
でも、あたし達は 部活は強制ではなかったし、中高一貫教育だったから
ある程度の成績さえ取っていれば、面倒な高校受験もない。
いざとなれば 大学だってそのまま進めたから 何も気にせず とにかく遊べた。
あたしは だんだんと地元の子達とは 話が合わなくなって…いつの間にか お互いに
連絡もしなくなった。
-あなたに出逢えて良かった-
あなたも そぅ思ってくれる事を
願いながら。。。
結局 あたしは 滑り止め…で受かった中学校に進学した。
私立というだけあって 冷暖房完備で食堂もあって おまけに制服も可愛かった。
『女子校』っていう 響きも好きだった。
毎日1時間の電車と30分のバスを乗り継いで 学校に通うのは
朝が苦手なあたしには ちょっと辛かったけど みんなとは違う…っていう
優越感があった。
私立の中学校とくれば…周りは お金持ちばっかりだ。
芸能人を親戚に持つ子、親がプロ野球選手だったり社長だったり…。
なにしろ 身に付けている物が違った。
エルメスの時計にグッチの財布…ヴィトンのポーチ・・・
夏休みには 海外で過ごすのが当たり前だった。
小学校で 男の子と一緒になって休み時間にドッジボールとかしてた あたしには
未知な世界だった。
もちろん ウチは ごく一般の家庭だったし
今でこそ ブランド品を中学生が持つのは普通だけど、
入学当初のあたしは ブランド品なんて興味もなかった。
けど、不思議なもので 気付けば そのブランド品も当たり前にあたしの前にもあった。
女子校なだけあって 周りは全てライバルだ。女同士の世界なんて そんなもんだよ。
誰が一番早く 新作のブランド品を手に入れるか…とか、
女同士の戦いが 日常茶飯事 繰り返されていた。
気付けば あたしもその中の一員に加わってた。
周りがそぅいう環境だと知れば ウチの親も あたしにブランド品を買ってくれた。
小学校から仲の良かった子達は 部活やら行事やらで 休日も地元で過ごしている…と、
手紙には書いてあった。
でも、あたし達は 部活は強制ではなかったし、中高一貫教育だったから
ある程度の成績さえ取っていれば、面倒な高校受験もない。
いざとなれば 大学だってそのまま進めたから 何も気にせず とにかく遊べた。
あたしは だんだんと地元の子達とは 話が合わなくなって…いつの間にか お互いに
連絡もしなくなった。