戦闘カーニバル

「チッ…」

キルザは舌打ちして怪訝そうな表情で私をにらんできた。私も睨みかえした。

「仕方ない…またにしましょうか。2対1だと分が悪いですし」

ニヤリッと不気味に笑い、突風が吹き出してその中にキルザは入って行き、消えてしまった。

「キ…ルザ…」

私は彼女が消えてもじっと見ていた。するとカイトか私の方に駆け寄ってきた。
< 14 / 73 >

この作品をシェア

pagetop