戦闘カーニバル
確かに誰もいない、この活気のない町が本当にパンドラ-絶望-の町なのだろうか…?
とりあえず私たちは前に進み、泊まれそうな家を探してみた。
「あの迷彩の家はどうだ?」
カイトはそう言って指を差した。私とジャダックは指を指された方向に目を向けた。
そこにはひっそりと佇む迷彩の家があった。
しかしもし人でもすんでいたらどうするのだろうか。私は気になってカイトに聞いてみた。
「ねぇ、人でもすんでいたらどうするつもり?」
「ああぁ…争いになれば戦うよ」
まあ、そうかえってくるのはだいたいわかってた。
仕方なく私達はあの迷彩の家に足を進めた。