戦闘カーニバル
「神…神…神、気取ってんなよ」
相手を嘲るように言うと明らかにラフォーレは気分を害したようにこちらをにらんできた。
そしてこちらに向かって走り出してきた。
なるほど、こいつは自分のプライドが傷つくようなことを言われるとカッとなって突っ込んでくる典型的なタイプか。
ならなんとかなるかな。クールな冷静沈着なタイプとは絶対にやりあいたくない。ラッキーだな。
そんなことを思っていたらラフォーレはすぐ目の前にいた。
右斜めになめらかに剣を振り落としてきた。
俺は間一髪で避けたが髪の毛が少しかすれて髪の毛が床に落ちていた。
『神をバカにするな…』
剣を突き立て、俺を睨みながら言った。
しかしそんなのにお構い無く俺は更に挑発するように言った。