戦闘カーニバル
「神のくせに大した攻撃は出来ないんだな?あのキルザとかいう女より弱いんじゃないのか?」
クスッと笑いを含めて言うとラフォーレは眉毛を吊り上げて明らかに怒りの表情を露にした。
『あの女と比べるな…我はランククイーンの神だああぁぁぁ!!』
ランク…クイーン……?
ひとつ気になる言葉をきいた。がそんなことを考えて解いている時間は無さそうだ。
ラフォーレはすばやく右左上下に剣を滑ように、なめらかに剣を振ってきた。
俺は確実に先を見切って避けていく。それに対して益々苛立ちの表情を更に出すラフォーレ。
そろそろ俺も攻撃をしなくてはいけないようだ。
剣を構え、ラフォーレからの次の攻撃を待つ。