戦闘カーニバル

唇をまた噛み締めた。唇を強く噛み締めてしまったのか、血が少量流れてきた。
私は怒りの感情でいっぱいいっぱいであった。

「私が…倒さなくちゃ」

そう呟いて引金を思いっきり引いた。

バンッ!

反動で身体がまた後退した。
パミと思われる怪物の顔面に直撃し、もがき苦しんでいる様子であった。


‐――よし、いける!


そしてまた、私は思いっきり引金を引いた。



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