戦闘カーニバル

「成長したな…ミクヤ…」

かすかに微笑みながら私の頭を撫でてきた。私は照れ隠しにそっぽを向いて「ありがと」とだけ言って立ち上がり、出口を探すことにした。

「…ははぁん…ミクヤ…」

ジャダックはにやにやと笑いながら私の肩にのっかかって来た。

「な、なによジャダック…」

「カイトに好意を寄せてるんだなあ?わかりやすいけ…」

私は顔を真っ赤にし、ジャダックを摘まんで胸ポケットに押し込んだ。

「むごぉっ…柔らか…」

ジャダックはさりげなく私の胸を触ってきた。
それを見ていたカイトは胸ポケットに入っていたジャダックを引きずり出した。

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