戦闘カーニバル

人々が自分たちが知らない新たな怪物たちに襲われていた。
体型がティラノサウルスで身体の回りには骨の甲羅や角みたいなものが生えていた。
俺とミクヤは急いで機関銃を手に取り、その怪物、二体に向かって放った。

『グゥオッ!!』

見事に怪物の頭部にクリーンヒットした。

「よし!」

「…あ!」

俺は思わず声をあげた。驚いた様子でこちらを振り向くミクヤ。

「どうかしたの?」

「あの怪物の頭部…見てみろ」

俺はその怪物の頭部に向かって指をさした。

「あの怪物の頭部…?」

ミクヤは双眼鏡を俺から取って見た。
怪物の頭部の中を見たのか、ミクヤは真っ青な表情をしていた。
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