闇夜のレクイエム


「…それなら二日前
婚約を破棄して来た

元々親が決めた婚約だ」



その言葉にホッと
している自分がいる



「だから…迎えに来た」



ナルはジュナの
頬を撫でる



冷たい……
けど…心は温かい




「ナル………あたし……」


ジュナはナルに
抱き着いた






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