闇夜のレクイエム
「待て」



ナルは彼女に剣を向ける





「ふふ………恐い王子様」




それでもジュナは
にこりと笑う









「おまえ………
昼間の…?」






あら…







意外とするどいのね…











「王子様?世間知らずの
貴族のあなたには
わからないわ……




わかるはずない…
あの事は…
あんたらの権力、
富、財力で消し去った





ねぇ?…ガディス公」








ガディス公の額には
汗がじっとり浮かんでいる








体は正直……









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