闇夜のレクイエム


「…………いっぱい
寝て休んで…目が覚めたら
俺の妃になって
くれないか?」


ナルの言葉にジュナは
小さく頷く




「………もちろん……
ナルの隣に居られる
のなら…」



ジュナは笑う




「…だから早く起きてくれ
一人で待つのは
心細いからな」



ナルはジュナの
頬を優しく撫でた




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