闇夜のレクイエム


「死のうとしたろ」



その言葉に
ドクンと嫌な音を
心臓が立てる



恐くて死ねなくて
皆に申し訳無くて…



そんな感情が
舞い戻る





「その命…捨てるなら
俺が貰う…」




そう言ってあたしを
見つめる



逃がさないと
言わんばかりに
強い意志を感じた






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