闇夜のレクイエム


「………………」


ジュナは黙り込み
俯いていた


何にせよ…
この国が狙われたのは
あたしのせいだ



人が死んでなくても
沢山傷付いたはずだ




その時



ポンッ

不意に頭を撫でられる


見上げると
ナルがジュナの
頭を撫でていた




「…お前のせいじゃない
なんも悪い事してない
むしろいい事をしたんだ」


ナルは笑って
ジュナを見つめる






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