闇夜のレクイエム


「今回の戦も…
母様を助ける為だった…
お前や兵達に嘘を付いた
事申し訳無いと
思っている……

だがそれでも…
お前の母様の事だけは
諦められなかった」



そう言って国王は
頭を下げる




「……謝らないで下さい」


そう言ってロイは
国王の肩に手を置いた



「私だって…母様が
助かるなら軍でもなんでも
使って助けようとした」



ロイの言葉に国王は
涙を浮かべた





「……あぁ…ありがとう」


国王とロイは笑顔を
交わしジュナを見つめる






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