闇夜のレクイエム


城の前でジュナは
馬に跨がる



「本当にこんな
願いでよかったのかね?」



国王は納得いかなそうに
ジュナを見上げた




「はい…本当に助かります」


ジュナは笑顔を返した




「本当に行くのか?」


ロイの言葉にジュナは頷く



「王妃もそなたを
心配していた」



国王の言葉に胸が
いっぱいになった




王妃様は病み上がりで
部屋で休んでいる





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