神様は気になさらない(KK2)
教会からは、いや、人間から、忌み嫌われ、恐れられる存在。
人の血を飲まなければ、存在できない体。
たとえ吸血鬼という自分の存在が、人間たちにとって害にしかならないとしても。
それでも、生きる道を選ぶことに、迷いはない。
神父の説話が終わり、讃美歌が、響く。
(なんにせよ、興味のわく対象や。話してみて損はない)
チャーリーは、両手を組んで、頭を下げた。
人の血を飲まなければ、存在できない体。
たとえ吸血鬼という自分の存在が、人間たちにとって害にしかならないとしても。
それでも、生きる道を選ぶことに、迷いはない。
神父の説話が終わり、讃美歌が、響く。
(なんにせよ、興味のわく対象や。話してみて損はない)
チャーリーは、両手を組んで、頭を下げた。