神様は気になさらない(KK2)
「どうしたんや、ルイ」
支えようとしたチャーリーの手を、ルイが、はじかれたように後ずさって、避ける。
「ルイ?」
「私に触らないで下さい、チャーリー」
チャーリーから逃げるように、二人きりになった教会でルイは出口の扉に向かった。
「どうしたんや、ルイ」
「お願いですから、今日は帰ってください」
「ルイ!」
チャーリーの声に。
ずっと目をそらしていたルイが、やっと、チャーリーを見る。
その双眸に浮かぶ恐怖に、チャーリーの心が凍りついた。
ルイが、チャーリーを恐れている。
今までの、チャーリーが倒してきた神父達や、犠牲にしてきた人々と同じように。
「……怖いんか?ルイ」
「チャーリー」
「言うてみ?怖いんやろ?吸血鬼の俺が」
支えようとしたチャーリーの手を、ルイが、はじかれたように後ずさって、避ける。
「ルイ?」
「私に触らないで下さい、チャーリー」
チャーリーから逃げるように、二人きりになった教会でルイは出口の扉に向かった。
「どうしたんや、ルイ」
「お願いですから、今日は帰ってください」
「ルイ!」
チャーリーの声に。
ずっと目をそらしていたルイが、やっと、チャーリーを見る。
その双眸に浮かぶ恐怖に、チャーリーの心が凍りついた。
ルイが、チャーリーを恐れている。
今までの、チャーリーが倒してきた神父達や、犠牲にしてきた人々と同じように。
「……怖いんか?ルイ」
「チャーリー」
「言うてみ?怖いんやろ?吸血鬼の俺が」