神様は気になさらない(KK2)
別れ
「!さわら、ないでください。チャーリー!」
悲鳴のように。
ルイが、チャーリーに懇願する。
もがくルイの身体を、チャーリーは強く抱きしめた。
「いややっ!……あほやな、ルイ。そんなこと、ルイに聞かされて……俺、このままルイを見殺しになんか、できないやろ?」
「お願い……です。チャーリー……私は、私のせいで……あなたが消滅、してしまう……なんて、耐えられない」
多すぎる出血のせいで、震えているルイの身体。
こんなに細くて小さい身体に、ルイは、背負いきれないほどの重荷を背負っていた。
(なぁ、ルイ?
わかってやれなくて、ごめんな。
けど、これからは、ずっと一緒や。
ルイが、背負っているもん、俺も、一緒に持ってやるから。
そのかわり、ルイにも、俺の背負ってるもん、持ってもらわなあかんけど、堪忍な)
悲鳴のように。
ルイが、チャーリーに懇願する。
もがくルイの身体を、チャーリーは強く抱きしめた。
「いややっ!……あほやな、ルイ。そんなこと、ルイに聞かされて……俺、このままルイを見殺しになんか、できないやろ?」
「お願い……です。チャーリー……私は、私のせいで……あなたが消滅、してしまう……なんて、耐えられない」
多すぎる出血のせいで、震えているルイの身体。
こんなに細くて小さい身体に、ルイは、背負いきれないほどの重荷を背負っていた。
(なぁ、ルイ?
わかってやれなくて、ごめんな。
けど、これからは、ずっと一緒や。
ルイが、背負っているもん、俺も、一緒に持ってやるから。
そのかわり、ルイにも、俺の背負ってるもん、持ってもらわなあかんけど、堪忍な)