神様は気になさらない(KK2)
ルイは、両手で顔を覆った。
涙は、いつまでもあふれて止まらなかった。
だめだ。
今は、泣いているときじゃない。
チャーリーが、自分の存在と引き換えにしてまで、ルイに与えてくれた、チャンス。
このチャンスを、無駄にはできない。
だから。
「……見ていてください。チャーリー。今度は私が、あなたの代わりに鬼になって、彼らを、捕まえる番です」
涙は、いつまでもあふれて止まらなかった。
だめだ。
今は、泣いているときじゃない。
チャーリーが、自分の存在と引き換えにしてまで、ルイに与えてくれた、チャンス。
このチャンスを、無駄にはできない。
だから。
「……見ていてください。チャーリー。今度は私が、あなたの代わりに鬼になって、彼らを、捕まえる番です」