【短】始まりは2月14日
大学の前で。
美紗に説得させられて、あたしと美紗は、りょうの大学に行くことにした。
制服で大学に入る事はできない。
あたしと美紗は大学の前で待つ事にした。
待つ事一時間。2月の寒さが身に染みる。
「そろそろ帰ろっか。」
そういおうとしたら、
「あっ!あれ‥りょうさん?」
美紗の指差す方向を見ると、そこにはりょうがいた。
2人の間に沈黙が流れる。
だって、りょうは女を連れてたから。
腕を組んで、それはそれは仲良さげに。
あたしはいたたまれなくなって走りだした。
「さき!!!」