僕と君。

「あ、そんな大事なもんだった…?」

「…うん…先生に頼まれて隣の風高まで届けなきゃいけなくて…」

風海高校か…

「あぁ………なら…一緒に謝りに行くか」


責任感なんてない俺が
自分から謝ろうと言った
どうしてもその女が心配だった


「いいの?ありがとう!!」

そういって笑顔を見せた



雨のなか、べちゃべちゃになりながら2人で謝りに行った




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