告白
「あのさぁ~・・・俺に筆貸してくれない??」



・・・・・・・・


前の席の男子がそう言ってきた。

「ぇ・・・あ・・・・あッ、え~っとこっちにも貸してないから貸せられないや・・・」


「ごめんね??」


「あ、別に良いけど・・・」


たぶん、うちは一人ばっかりに特別(?)みたいな感じにしたら回りに変な目で見られるとでも勘違いしたんだろう・・・



今になってみれば・・


とてつもなくもったいなかった。


貸してあげれば良かった(泣)


今更後悔しても遅し・・・・・・・



今になってみればなぜ、あの時貸してあげなかったのか・・・


と、いう思いと


あの時は良かったな・・・・


と、言う甘酸っぱい思いが交じり合っている・・・。
< 7 / 50 >

この作品をシェア

pagetop