【脱】男子敵対復讐令!


あずさは箸を止め、うつむく。


「…そーですね。先輩も受験で忙しいですから…」

「一日ぐらいいいじゃない。

あずさだって常葉さんのために今までガマンしてきたんでしょ?

一日ぐらい甘えたってバチは当たんないよ?」


ユキナ師匠!!!(T□T)

あたしはあなたの優しさを尊敬する!

だが、なぜあたしにはそう優しくしてくれないんだぃ?(´Д`)


「ユキナさんも板垣さんを誘っては?」

あずさの提案にユキナはケラケラ笑いながら手を横に振る。


「絶対やだぁー。あんなヘタレ。

しかも私から誘うとか死んでもイヤ」


まだ仲直りしてないのか。

てか、仲直りどころか板垣にとってはユキナは高根の花すぎるだろう。

この子をオトすには一生を捧げる覚悟が必要だろう、板垣。

(いや、一生で足りるのか?)

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