【脱】男子敵対復讐令!
「ひぇ!?今なんて…!?」
「ん?」
蘭はいつも通り、ニコニコ笑顔。
微笑みの貴公子は今日も爽やかにお勤め中。
そのすきに他の4人はそれぞれどっかに行ってしまった。
パラソルの下、腰を下ろしたあたしと蘭。
「ホント可愛いね」
「なっ、まだ褒める??」
「いや、可愛くなったんだよ」
「自己解釈するな」
「やっぱり変わるもんだねぇ」
「何が?」
「今日なんで正木さん呼ばなかったの?」
うぐっ、やっぱそこつっついたか。
「なんでみんな正木悠太ばかり言うのよ。」
「だってあの人はなっちゃんの恩人でしょ?」
う…そうだね、でも…