【脱】男子敵対復讐令!
*それもこれも。
ケビンとの連絡は途絶えた。
結局、彼も私には気はなく
私もそこまでではなかったみたい。
所詮、一目ぼれってそんなものか。
なんて、潔いなぁアタシ。
皆、恋愛してて、焦っていたのかもしれない。
「あ~!崩れたぁ~!!」
正木悠太の店で働いている私は商品として
缶バッチにキラキラペンでハートを描いていたのが
正木悠太が間違えて触ってしまった事によってハートが崩れてしまった。
「ハートじゃなくなっちゃったじゃーん」
「すまねぇ~」
正木悠太はぼけっとした顔で謝る。