【脱】男子敵対復讐令!
「店のキャラクターを作るのもいいけど
浸透するのは遅いし女子高生には掴みが悪い。
だからまずは店長であるあんたが外に出て顔を売る。
女子たちが“あの店にカッコイイ人いるんだって”
と言い始めたぐらいに、
あたしが外に出て
“この店にはカッコイイ店長がいまーす”
と言えば商売繁盛よ。」
あたしがここまで話すと正木悠太はポカンと口を開けた。
「あら、あんたにとってここまでの話は難しかったかしら?」
ふふんっと鼻を鳴らすと“いやいや”と正木悠太は手を払う。
「理解は出来たけどまさかお前が俺を褒めるとは思わなかった」
へ・・・?