ドキドキパニック

1-4

拓也side


『ぁー…ぇと、今日の夜空いてる?良かったらご飯行かない?』



美優が驚いた顔をした。でも一番驚いたのは自分だった。


俺、今何言った!?
何か口から勝手に…


自分でも驚いてると



「名前も知らない人とはご遠慮いたします!!失礼します!!」


と言われた。








はぁ〜!?







確かに名前言ってなかったけどこの俺が誘って断った女は初めてだ…




衝撃だった。



それと同時に俺の体が熱くなった。




あんな女初めてだ…













絶対オトしてやる。





そうと決まれば…






あの女の事、調べてみるか





俺は資料片手に試作部へ戻った。




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