ドキドキパニック


本気で俺の理性の壁が崩壊する前にかろうじてキスを終わらして。


そろそろ時間が無くなってきたころ、俺の家の合鍵を渡した。


付き合ってまだ2週間で合鍵…まだ早かったか?

でも、会社じゃろくに話せないだろうからと思って渡したんだが…嫌だったか?

さっきから鍵をじっとみて俯いてる美優。


早まったかな…



その時、やっと美優が口を開いた。俺の家に行っていいのかと問う美優。答えはもちろんYES。そのために合鍵渡したんだし。



それから、俺達は別れて、俺は残りの仕事を終わらせようと自分のオフィスへ向かった。




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