Clever LoveStory
みのりはたくさん涙をこぼしながら、水平線を眺めた。
「・・っ!なんで死ぬとか言うんだよ!俺はみのりのためになんでもしてあげたいって思ってるよ。みのりがいなくなったら、俺は・・・
俺はみのりに生きていてほしいよ。冗談でもそんなこと言うなよ。」
「こ・・きくん。泣かないで。
ごめん、なさい。私、あと少ししか生きられないの。怖いよ、死ぬのが。やっと航貴くんに会えたのに、死にたくないよ、怖いよぉ・・・」
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