Clever LoveStory
看護婦さんがあけたドアの中、機械だらけの部屋がガラスの向こうに見える。
泣いている、みのりの家族。いきなり入ってきた俺にびっくりしている。
俺はそんなのそっちのけでガラスに張り付いた。
みのりが、みのりがいる。
みのりの周りを機械が取り囲み、ピッピッという重苦しい音が、空気を余計重くしていた。
「みのりっ!!」
人形のように横たわるみのりに向かって叫んだ。
「あの、私みのりの姉なんですけど。航貴くんですよね?Cleverの。なんでここに・・?」
「みのり・・さんに。電話もらったんです。会いたいって。
俺はみのりが好きなんです。みのりも俺が好きだっ・・て・・。」
涙がこぼれ、最後まで言葉にならなかった。
昨日まで元気に話してたのに。
みのりが動かない。話さない。笑わない。
泣いている、みのりの家族。いきなり入ってきた俺にびっくりしている。
俺はそんなのそっちのけでガラスに張り付いた。
みのりが、みのりがいる。
みのりの周りを機械が取り囲み、ピッピッという重苦しい音が、空気を余計重くしていた。
「みのりっ!!」
人形のように横たわるみのりに向かって叫んだ。
「あの、私みのりの姉なんですけど。航貴くんですよね?Cleverの。なんでここに・・?」
「みのり・・さんに。電話もらったんです。会いたいって。
俺はみのりが好きなんです。みのりも俺が好きだっ・・て・・。」
涙がこぼれ、最後まで言葉にならなかった。
昨日まで元気に話してたのに。
みのりが動かない。話さない。笑わない。