Clever LoveStory
1日中、隣の松下が気になって仕方がなかった。
放課後のバンド練習も上の空で、ギターソロでも失敗してばかりだった。





カーテンの間から漏れた朝日がまぶしくて目を覚ます。
洗面台に映った俺。

「カッコ悪・・」

ぽつりと出た言葉。
俺の気持ちそのまま表情に出てる感じ。

夢に松下がでてきて、昨日と同じ台詞を言っていた。

【 逃げてるだけだよ!!本当はみんなと仲良くしたいんでしょ? 】

逃げてる・・・俺が?
俺は・・・?
俺は・・・
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